新型コロナウィルス「COVID-19」の感染拡大が問題
2020年7月25日現在、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが懸念されて久しいです。地球規模に拡散する衝撃的な出来事とも考えられています。現在の死者数は全世界で、63.8万人。このページでは、辛坊治郎さん(元読売テレビアナウンサー)や宮沢孝幸准教授(京都大学ウイルス・再生医科学研究所)などのご見解を示しつつ高知県の感染者数の状況にも言及しています。
日本国内でも992人にも及んでいます。
既に、60万人以上の尊い命が失われました。世界経済は1930年代以降最悪の恐慌状態に直面することがとても心配です。日本政府の取り組みについては、mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.htmlをご参照下さい。
高知県の新型コロナウィルス感染状況について
地域によって、新型コロナウィルス感染状況は異なっています。東京が最大として、地方都市に繋がっています。高知県におきましては、7月24日、中央西福祉保健所管内に住む80代の女性が新型コロナウイルスに感染したことが、発表されました(軽症で高知医療センターに入院中)。これで高知県の感染者数は78名となっています。(うち、現在の入院者数は3名)
そして、四国全域で見れば、217名の感染者数が出ています。
宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所 准教授)のご見識
ここで、私なりに、専門家やメディアのご見解を紹介致します。まず、宮沢孝幸さん。
京都大学の准教授というウィルス研究者のご見識は、様々な批判もありますが、専門家としてのご矜恃をもってしてのご意見ですので、傾聴するに値すると存じます。
マスメディアでもご意見を開帳されています。その要旨を列挙します。
「マスクをしていなくても黙っていれば問題ない」
「ソーシャルディスタンスをとることができない業種に関してはマスクとか手洗いをしましょうねという話」
「マスクをしていなくても黙っていれば問題ないです」
「マスクをしていれば大丈夫です。マスクをしていなかったら黙っていれば大丈夫です」
宮沢准教授は、空気感染することはまれにはあるが本当にまれ。
「レジでは間をあけて並ぶ、劇場で席をひとつあける、満員電車を避ける、すれ違うときに距離をとるということも必要ない」と、ご意見を披露されています。
出典:京都新聞
劇場や映画館の客数減らす感染予防指針見直し
また、劇場や映画館の客数減らす感染予防指針見直しにも言及されています。「マスク、黙る、手を消毒で十分」というご見解です。
宮沢准教授は、国などが示している2メートル程度のソーシャルディスタンス(社会的距離)は、マスクに抵抗感が強い欧米を基準にしたものと説明。感染予防は「マスクする、黙る、手を消毒するので十分」とし、文化芸術活動の維持には「ソーシャルディスタンスの項目を消さないとだめ」と訴えた。
新型コロナ対策は「ウイルスをゼロにするというゼロ信仰にとらわれてはいけない」と強調。今後の文化芸術支援について「お金の補助に加え、平常に戻そうという空気を作らないといけない」と語った
そして、【自粛しない感染予防】を述べられているのは、みなさま、ご承知おきの通りです。
辛坊治郎(しんぼうじろう:元読売テレビアナウンサー)のご見識
辛坊治郎さんと言えば、元読売テレビアナウンサーであり、ニュースキャスターとして、また、著作活動も盛んにされている方で、他のメディアの方々とは、一線を画し、ご自分のご意見を述べられることで知られている存在です。コロナウィルス関連でもご自身のTwitterからご紹介します。
7月4日「重症者、死亡者数の推移を問題とすべき」
7月4日に、「重症者、死亡者数の推移を問題とすべき」との発言がありました。
大変大きな勘違いをしている人がいるようですが、私が言いたいのは、「現在発表されている感染者数からは、真の日本の感染者数推移は分からない。残念ながら現段階で判断材料に出来るのは、重症者、死者数推移のデータしかない」という事で、「軽症者だから問題無い」なんか一言も言ってませんよ。
— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 4, 2020
7月13日:デマで人心を惑わせないで研究して欲しい
このツイッターでちょうど10日前、東京都が感染者を炙り出して数字が増え始めた頃、「感染者の推移では実際の感染状況は分からない。今見るべきは重症者、死者の推移である。この数字は、「感染者に遅れる『遅行指数』だから、今後この数字が上がり始めると要警戒!と説いた。
今頃になって、— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 13, 2020
夏場絶滅せずに冬場に必ず再燃するのか?それは夏場に無症状で感染し続けるからではないのか?
科学者の皆さんには、デマで人心を惑わすのでなく、この辺りをちゃんと研究して欲しい。
このままの新型コロナを扱いを継続すると、次の冬には必ず日本でパニックが起きるよ。— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 13, 2020
メディアが報じない新型コロナの不都合な真実
メディアが報じない新型コロナの不都合な真実として、死亡者数の少なさを取り上げています。
メディアが報じない新型コロナの不都合な真実。
我が(株)大阪綜研は非力なので、日本最大のシンクタンク(株)日本総研のデータで新型コロナの真実を毎日一つずつお見せします!
来週末には、色んな事が判明してくるでしょう。
データは改竄しない限り(株)日本総研の名入りで皆さんも使えます。 pic.twitter.com/AJCUvLr1tH— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 22, 2020
【アメリカの死者推移】
メディアが報じない新型コロナの不都合な真実2
アメリカの死者推移です。
テレビ、新聞などの報道で出来上がっている、皆さんの脳内グラフと比較してみて下さい。
でも、私のツイッター読者の皆さんの脳内は、一般の皆さんの脳内とはとは違うかもしれませんね。 pic.twitter.com/wfpBiTYcy1— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 22, 2020
【スウェーデンの死者推移】
メディアが報じない新型コロナの不都合な真実3
都市ロックダウンしなかったスウェーデンの死者推移。
感染者が急に6月に増えているのは、PCR検査の要件を緩和したためです。
コロナ以前からこの国では、80歳以上と、80歳未満でも基礎疾患を持っている患者には積極治療しないことに留意して下さい。 pic.twitter.com/RdkajKDpVL— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 24, 2020
【オーストラリアの不都合な真実】
メディアが報じない新型コロナの不都合な真実4
オーストラリアは①隔離②PCR検査③ロックダウンを徹底して感染を押さえ込んだ優等生と信じてる人多いでしょうがこれが現実です。
①②③で防げるようなウイルスではないかもしれませんね。
オーストラリアが南半球に位置していることに留意して下さい。 pic.twitter.com/kiyMgczmkI— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) July 25, 2020
新型コロナウィルスの名前の由来
このページの最後になりますが、新型コロナウィルスの名前を由来を記して、終わります。
辛坊治郎さんや、宮沢孝幸准教授のご提言・ご考察を、どう理解していくかは、各人各様であります。ではありますが、一つのデータとして、国民の一人一人が受け止めて、日々の感染拡大防止に役立てたいものです。
2020年2月11日、WHOは新型コロナウイルス感染症の正式名称を「COVID-19」と発表しています。コロナウイルス感染症と感染者が報告されたのが2019年だったから、2019から「19」が使われています。
また、COVID-19の「CO」は「corona」、「VI」は「virus」、「D」は「disease」の意味から命名されたようです。
その一方で、国際ウイルス分類委員会(ICTV)は、2月7日にSARS(重症急性呼吸器症候群)を引き起こすウイルス(SARS-CoV)の姉妹種であるとして「SARS-CoV-2」と名付けています。
新型コロナウィルスに対応する、ウィルスワクチンの一日も早い開発が望まれています。また、一日でも早く収束・終息することを願ってやみません。最後までご拝読を下さいまして、ありがとうございました。